
ヴォイスヒーリングってご存知ですか?
歌を上手く歌うためのヴォイストレーニングやヴォイスレッスンとはちょっと異なります!
さらに「一方的に誰かの声で癒してもらう」ものでもありません。
わたし達は「自分自身の声やハミングで自分の心と体とエネルギーを整えていく」ことができるんです!
10代での怪我、摂食障害や自律神経失調症、うつ症状にはじまり、卵巣腫瘍や皮膚のトラブルなど不調が続いたわたし。
「自分の身体はいったいどうやったら楽になるんだろう?」とアレコレ模索してきました。
ヨガや氣功、レイキ、足裏リフレクソロジー、野口整体、筋膜リリース、身体構造統合法、ロルフィング、瞑想、オーラソーマ、フラワーエッセンスなどなど。
様々なボディワーク、セラピー、ヒーリング、整体...
どれもその時々にわたしの身体と心を解放してくれましたが、それでもなお不調を繰り返してきました。
そんなわたしが「さとう式リンパケアの腔kuの概念」と「ヴォイスヒーリング」に出会って、いままでの体験が自然と繋がり統合されていくようなプロセスを経験しています。
なぜ不調が続いていたのか?
これが「ニュートラル」な身体だと思いこんでいたイメージがそもそも本来の「ゼロポジション」からズレていたんです!
そちらに向かおうとすればするほど、無理が生じてわたしのエネルギーを生きられなくなっていたんですね。
目標や夢を掲げても、それ自体が本当にわたしの身体から湧いてくる願い、わたしのエネルギーとは一致していないことが多かった。
本来のわたし、ハートの深いところのわたし、魂が求めるものではなかったんですね。
だから夢が叶っても「なにか違う」と外側にばかり幸せを求めようとしていたんです。
ヴォイスヒーリングを実践するうちに、そんなわたしの負のパターンに自分でハッキリ気づきました!
思い込みで自分の可能性をどれだけ制限しているか...
「歌が下手」「歌なんて歌えない」という思い込みで声をだすことさえ怖くなっていたわたしが、いまは歌いたいときには自然に歌っています♪
7月にはコンサートにもでちゃいましたし、ヴォイスヒーリングのWSも何度も開催させていただいています。
自分がもっともやりそうにないことを敢えて選んでやってみる!っていいかも。
わたしの中にも色んな「わたし」がいるってことを、わたし自身が認めてあげよう。
そして「そのまんま」に還っていこ~
あ、もちろん講師として人前でしゃべるときにもヴォイスヒーリングがとても役に立っているなと実感していますよ。
ヴォイスヒーリングを続けていくと場のエネルギーを自分で整えることができます!
そして自分らしい声が楽に出るようになるため、相手に伝えたいことが自然と伝わりやすくなるんです~
ですから人前で喋ったり、演じたり、教えたりするお仕事の方、相手とのコミュニケーションが大切なお仕事の方にも最適ですよ!
- 歌を歌う方、楽器を弾く方、お芝居をする方、朗読をする方
- 司会者、アナウンサー
- 保育園、幼稚園、学校の先生
- 講師、指導者の方
- カウンセラー、ヒーラー、セラピストさん etc
目次
誰でもできる!声とハミングの瞑想
「瞑想」や「マインドフルネス」という言葉がずいぶんあたり前に扱われるようになってきましたね。
何も特別なことがなくても ただここにいるだけで幸せ~ ありがたいなぁ~って感謝が溢れてくる身体。
体調を崩しても、気持ちが凹んでも、何度でもニュートラル、ゼロポジションに還ってこられる身体。
他の誰かや何かと比べなくてもいいんです~
生き物の本来の姿、いまの自分にとってちょうどいいところに還っていけばいいって体感できると安心感に包まれます。
瞑想を続けていくとそんな身体を育てることができると実感しています!
「いま ここ 自分の肉体にい続けて 呼吸を感じ 湧いてくる感情を味わいつくすこと」
「自分に寄り添い 自分の内側と繋がること」=「宇宙の真理 すべての根源と繋がること」
じっと静かに瞑想するのが苦手な方も、声とハミングをしながらだと自然と無理なく瞑想と同じ気づきが溢れてきますよ~
ヴォイスヒーリングにはこんな身体を育てるコツを毎日の生活の中で具体的に落とし込めるヒントがたくさんあります。
自分の声やハミングはわたし達の肉体・感情・精神・魂のそれぞれにアプローチします。
自分の肉体を感じ、内側の空間の響きを感じ、自分の声、音、振動、光に気づいていきましょう!
なにも特別なヒーリング能力は必要ではありません。
それはとても簡単こと!
誰でも いつでも 自分でできること!
答えはいつも自分の中にありますよね~
ヴォイスヒーリングの言葉の定義
まず「ヴォイス」「ヒーリング」それぞれの意味をあらためて確認してみましょう。
ヴォイス=(人の)声、話す声、声の質(調子)、口調
声を出す能力、(良心・天などの)声、お告げ、自然の音、内なる声、感情、思いetc
引用元:THE WISDOM
ヒーリング=心身に働きかけて生命力・自己治癒力を引き出し、治癒・回復を促す活動。癒し。
引用元:大辞林
定義として簡単にまとめると「声で心身に働きかけて生命力・自己治癒力を引き出し回復を促す活動」となります。
腔kuのヴォイスヒーリングとは
ここからは、わたしの解釈、さらにわたしがお伝えしているヴォイスヒーリングの説明です。
腔kuのヴォイスヒーリングでは以下のことを大切にしています。
- 楽で自然な呼吸ができること
- 肉体的にもちゃんと地に足がつき(グラウンディングでき) 同時に天高く繋がること
- 上下 前後 左右 全方向に向かって 呼吸すること
- 身体の内側を響く自分の声やハミングを聴く・感じること
- 骨を伝わって響く優しいハミングで、いま、ここにある自分の肉体が響いていること
- 身体が筒状に姿勢のバランスがとれ、 その内側・外側の光の筒の空間に声が響くこと
- 内側の響きが外側の音とも共振・共鳴し響きあうのを体験すること
- 体感をともなったリアルなイメージが現実を創っていくのを体験すること etc
こんな方に
- 自分と向き合う時間を毎日の生活に取り入れたい方
- 歌が下手だという思い込みで声が出せなくなっている方
- 声が心地よく響く身体を育てたい方
- 楽な呼吸ができる姿勢を育てたい方
- 血液、リンパ、氣の巡りをよくしたい方
- 歌をうたうお仕事をしているが新しい視点で自分の声と出会いたい方
- 歌をうたいたいが、顎関節症、歯のくいしばり、歯ぎしりなどで口を開きづらい方
- 身体のゆがみを整えたい方
- 感情や魂を解放し自分の源と繋がりたい方
- ため込んだ感情を声やハミング、ディジュドゥ呼吸で吐き出したい方
また具体的には以下のような方にも最適です!
- 歌を歌う方、楽器を弾く方、お芝居をする方、朗読をする方
- 司会者、アナウンサー
- 保育園、幼稚園、学校の先生
- 講師、指導者の方
- カウンセラー、ヒーラー、セラピストさん etc
※腔kuのヴォイスヒーリングでは、オーストラリア先住民の民族楽器で健康法としても効果の高い「ディジュリドゥ」を活かした呼吸法、発声法もお伝えしています~
詳しくはこちら → ディジュリドゥ呼吸
肉体的な作用として考えられること (※あくまでも個人的な体験による見解です)
- 声が出しやすくなる
- 骨を伝わる骨伝導の微弱の刺激で筋肉がゆるむ
- 骨伝導の深い刺激で血流が促される
- 筋肉がゆるみ拡張し連動することでポンプ機能が回復しリンパ間質液の循環が促される
- 血流やリンパの流れが促されることで細胞に酸素と栄養素が届き老廃物が排泄されやすくなり細胞が元気になる
- 骨を響かせるハミングが松果体への刺激となりメラトニン、セロトニンにも関係し眠りの質があがる
- 後頭部の骨を響かせるハミングが脳幹(頸椎1・2番あたり)への刺激となり、自律神経、内分泌系(ホルモンバランス)、免疫系、筋・骨格系のバランスを整える働きかけになる
- 呼吸が楽で自然にできるようになり自律神経のバランスが整い全身の疲労回復、内臓機能の向上、メンタル面での安定などが期待できる etc
骨を響かせる骨導発声は、外側のどんな騒音よりも、自分の内側に深く響きます。
自分が発する「ことば」=「音霊」が、どれほど自分の肉体、細胞レベルでも影響を及ぼすかがヴォイスヒーリングを体験すると納得です!
身体の内側の空間・スペース(腔)が広がると声は心地よく響く
ヴォイスヒーリングで大切にしていることは、まずは自分の声が身体の内側の空間に自然に響くこと。
では声やハミングが楽に心地よく響く身体とはどんな身体でしょうか?
それは楽で自然な呼吸ができる身体でもあります。
しかし身体の内側の空間・スペース(=腔)が潰れていては、息も入ってきませんし、声も響きません。
音って硬くて広いところでよく響くんです~
だから教会って讃美歌やゴスペルの歌声やパイプオルガンの音がよく響きますよね。
ですので身体も内側の空間が広がるようにケアすることが大切なんです~
身体の内側の腔が潰れる原因は
さきほど「音って硬くて広い教会のようなところでよく響く」とお話しましたが、身体の中で硬いものといえば「骨」ですね。
骨、骨格に取り囲まれた空間が広いと声やハミングもよく響きます。
そして骨のまわりにあって、骨の位置を決めているもの、それが「筋肉」なんです。
筋肉がちぢこまっていたら本来の長さより短くなりますので、結果的に骨を引っ張り合うことに。
骨がまわりのちぢこまった筋肉から引っ張られて、バランスを崩し、その内側の空間もつぶれてしまいます。
これが「腔がつぶれた」状態で、空間・スペースが狭くなるため、声やハミングは響きにくくなってしまいますよね。
筋肉がちぢこまって硬くなる原因はさまざま。
- 疲労
- 加齢
- 怪我
- 精神的な緊張
- 大気汚染や電磁波
- 気圧や気温の変化など
このように肉体的ストレス、精神的ストレス、環境的ストレスなども考えられます。
自覚症状がないままに、奥歯をかみしめて、顎まわりの筋肉から緊張してちぢこまっていることも。
声がだしにくい、呼吸が浅い原因が、実は筋肉の緊張からおこっている場合がよくあるんです!
潰れた腔が広がるにはどうしたらいい?
骨格のまわりの筋肉がちぢこまることが腔が潰れる根本原因です。
ですから、ちぢこまった筋肉を本来のゆるんで膨らんだ(拡張した)筋肉に回復させてあげれば腔は広がります。
ただし、ちぢこまった筋肉を自然に回復させてあげるためには、やみくもに揉んだり、おしたり、ストレッチしたりしません!
実は身体の仕組みに適した方法と順番があるんです~
外側からの強い力で無理やりに矯正してしまっては筋繊維は傷ついて、硬くちぢこまって逆効果。
また必要以上にストレッチをしてしまうと筋膜が伸びきってしまいます。逆に中の筋肉は反射的にちぢこまってしまうんです。
筋肉を内側から自然に本来のふわふわ筋肉にかえしてあげるには、優しく触れて、呼吸して、ゆらす!
そんなことで?って今までの常識とは違うので皆さん最初はビックリされますが、本当にこれだけで筋肉はふわふわになるんです~
大切なポイントは次の4つです!
- 発生学的に顎(あご)の関節が全身の筋肉のスタート地点! まずは顎関節についている咀嚼筋(そしゃくきん)からゆるめる
- 身体を支え楽に動くために本来つかうべき筋肉である屈筋から先にゆるめる
- 筋肉が自然にゆるむように、優しく触れて、呼吸して、ゆらす
- 筋肉のねじれが取れる方向に軽く動かして、無重力なところを探すとさらに効果的!
※1 咀嚼筋とは、噛む時につかう筋肉。くいしばりや前かがみの姿勢で硬くちぢこまってしまう筋肉です。
※2 屈筋とは、赤ちゃんの時にハイハイで使っていた顎から手足の拇指球に繋がる筋肉のグループです。
呼吸が自然に楽にでき、身体の内側がよく響く声がでる身体を育てていくために、咀嚼筋からスタートする屈筋をゆるめていくケア方法を具体的にお伝えしていきます。
腔が整う施術を受けたい方へ
施術、具体的なセルフケア、ヴォイスヒーリングのワークを組み合わせたパーソナルセッションも行っています。
内容をこちらに整備して記載していきますが、すぐに施術を受けたい方は現在のところはこちらでお申し込みください。
ご希望のお日にちでご予約を調整させていただきます!
こちらからどうぞ お問い合わせ
ヴォイスヒーリングの真髄
ヴォイスヒーリングについて色々と書いてきましたが...
わたしの恩師である「魂の癒しの学校」大塚れな先生から受け取ったその真髄を次のように感じています。
天地を繋ぐパイプとなり
宇宙の真理を体感し
わたしの魂の声と出会いなおすこと
そして魂の解放とハートからの歓びに寄り添い生きること
2021年より【自己対話コーチング継続セッション】の中でご希望により
ヴォイスセルフヒーリングを受けていただくことができます。
また【からだと繋がる教室】でもソウルサウンドライアー(タオライアー)と共に
声、ハミングで調律する音浴を体験していただいています。
お問合せはLINE公式やお問合せフォームよりどうぞ。